勝負の神様は細部に宿る 2017 J1-10 vsセレッソ大阪(日立台)

締まりのあるいい試合でした。

さすがに好調を維持しているセレッソ。簡単には勝てません。

しかし結果は餅ダービーを制してこれで4連勝!

そして暫定4位。 (5/7のFC東京-ベガルタ戦でFC東京が勝っても5位)

ACL圏に大手をかける大きな大きな一勝です。

 

3シーズンぶりにレイソルとセレッソのフラッグが並びました。

柏レイソル 1-0 セレッソ大阪

システム 4-4-2

手札は GK桐畑 , DF 鎌田 古賀, MF 栗澤 細貝, FW ディエゴ ハモン

古賀、ディエゴ、ハモン、武富と次々に怪我から復帰し、サブメンバーもバリエーションが増えてきました。

手塚→細貝のリレーはもはや勝利の方程式。

万全の体制で臨みます。

前半 0-0

予想通り立ち上がりが苦手なセレッソ。

「柿谷は言うほどイケメンじゃ無いわね。雰囲気イケメンってとこかしら。」

そんな最前列のマダムグループの会話が聞こえてしまったのか、パスが乱れて決定機を作れず。

(いやいや十分イケメンですよ...)

 

一方レイソルもリズムをつかめず攻め切れない。

なかなか中盤でボールを持たせてもらえず枠内シュートは0。

強風でスローインがカーブするなど波乱の予感。

後半の反撃に備えて先制したいが叶わず0-0のまま前半終了。

後半 1-0

後半は開始からややレイソルのペース。

そして運命の12分。

丸橋(14:DF)がクリアしようとしたボールがクリスに当たってゴールwwwwww

喜びつつリアクションに困る下平監督w

 

何だろう、この懐かしい感じ....

ああ、あれだ、

越中史郎のヒップアタック!!

まさか日立台でみれるとは...

 

正直ちょっと笑ってしまうw

でも「根気よく前からプレスしよう」という下平監督の指示を忠実にこなした結果生まれたゴール。胸を張っていい。

 

これで一気に流れを引き寄せる。

しかしキムジンヒョン(21:GK)の好セーブで追加点を奪えず。

 

前に出ざるを得なくなったセレッソに少し焦りが見え始める。

しかし前線では中川がプレスをかけてビルドアップを許さず、ロングに出たボールはしっかり回収。

ツインタワーは上空の風に抑えられ、柿谷は小池がしっかり抑えて反撃の芽を摘む。

 

セレッソが得意な後半30分にはディエゴの反則級のフィジカルと伊藤のドリブルでセレッソの陣内に押し込め、危険な時間帯をやり過ごす。

さらに細貝、鎌田を投入して鉄壁の守りで逃げ切りを図るレイソル。

 

終了間際に清武のきわどいシュートを浴びるも神様仏様中村様がファインセーブ。

充実の内容で試合終了。

まとめ

清武、柿谷、山口、杉山とタレントぞろいのチームとどう戦うかという一戦。

ネームバリューに臆せず、愚直にやるべきことをやれば勝機が見えてくることを証明できました。

 

守備はセレッソの多彩な攻撃をよく跳ね返していました。頼もしい。

攻撃はもう少しバリエーションが欲しいところ。

サイドの深いところからのクロスはCFが前を向いて打つには良いのですが、相手DFに読まれてしまっていました。

ぶっちゃけ、セレッソにやられたことをそのままパクってリスペクトして真似すればいいのではないかと。

シュートを打つ前にちょこちょこボールを触って打ちやすいようにケアして....

ってやっている間に詰められているので、思い切ってドーンできるようになってくれると見てる側は楽しいのですが。

 

いやしかし、最後まで緊張感のあるいいゲームでした。

 

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