あの内容で負けちゃうんだー
むしろすごいねー (号泣)
試合終了直後、心が折れる音がスタジアムの空に響きました。
ひどい負け方でしたー
柏レイソル 1-2 ジュビロ磐田
システム 4123? 433?
手札はGK 滝本,DF 小池 中谷, MF 大谷 手塚 FW ハモン 伊東
んー 小林は怪我か何かでしょうか。ちと心配です。
前半 1-0
立ち上がりはジュビロにボールを持たれるもののレイソルペース。
16分にドゥドゥからの長いスルーパスをディエゴが決めて先制。
左サイド奥の難しい角度からでしたがよく決めてくれました。
波に乗ってリズムよく攻撃を仕掛けるも追加点は得られず。
勝利を確信して前半終了。
後半 0-2
後半に入ってもレイソルペース。
しかし決定機に決められない。
モタモタしているとジュビロが川辺を投入。
リーグ戦では2得点をあげている川辺。嫌な予感。そして的中。
ディエゴの足がつってハモンに変わった直後、川辺→上田→斉藤→川辺で決められてしまいます。
斉藤のフェイントに引っかかって今井が一歩出遅れてしまい、クロスをあげられてしまう。
その先にはフリーになった川辺と上田ともう一人。完全にやられました。
古賀は小川をマークしていたのですが、小川に振りきられた後は中山に任せてスペースを埋めてほしかった。中山はその小川を押さえるのに精一杯だったので仕方ありません。ダイレクトコースがあったので鎌田もあの位置でいいと思います。問題は安西と栗澤とドゥドゥ。安西はボールを眺めながらスライドしているだけで危機を察していない。栗澤は川辺の位置を確認してその前のスペースに入ったまでは良かったのですが、栗澤がボールの方を向いた瞬間に川辺が距離を取ってフリーになりました。その様子を後ろから見ていたドゥドゥですが得にフォローすることもなく見ているだけ。さらに川辺と同じスペースにもう一人磐田の選手が走り込んでいるのも見逃しています。
そして途中から入った伊東がPAでのハンドでPKを献上。これを小川に決められる。GKの顔の横を通る難しいコースでした。
これで逆転。
その後は反撃の気配もなく、アディショナルタイムの4分はジュビロに時間を使われて終了。
まとめ
75分間試合を支配して、ラスト15分で2失点。
同点に追いつかれても神戸線の様にまた突き放してくれると信じていました。
逆転されても神戸線の大津の様に最後は入魂の一発を決めてくれると信じていました。
そしてどちらも叶いませんでした。
勝ちの期待が大きかった分、反動のショックが半端ありません。
仙台戦も終盤の失点で負けてしまいましたが0-0でよく戦った上での敗戦。収穫の方が大きかった。
しかし今回は得るもの無し。ただ失うだけ。
「決定力が足りない」この言葉を何度も選手と監督から聞いて来ました。しかし全く改善されない。
今後も改善されることはないでしょう。
もっとちゃんとしたチームに乗り換えようかなと本気で考えさせられる一戦でした。
なんだかんだで成長過程のチーム。もう少し信じてみます。
気になった選手&プレー
リーグ戦ではあまり見られない縦に速い攻撃
リスクを取って縦につなぐ動きが良かったですね。
何度も決定機を演出し、ドゥドゥの思い切った縦へのスルーパスが1点目につながりました。
今井、ドゥドゥ、ディエゴが目立っていましたが大島、栗澤、細貝も脇を固めていました。
小川・アダイウトンを完全に消した守備陣
スタメンで一番怖かったのは波に乗ってる小川(18:FW)。その小川を完全におさえた中山。ついでにゴールまで狙ってしまう中山。
U20代表に選出された2人の対決は中山に軍配が上がります。
もう一人怖かったのはアダイウトン。屈指のドリブルと決定力でチームを牽引する選手です。
そのアダイウトンにボールを持たせなかったのが今井。今日は大きなミスも無く安定していました。
古賀と鎌田は淡々と危なげなく。ディフェンスは安全安心が一番です。鎌田は珍しく終盤に感情を露にしてました。悔しい気持ちはよく判る。でもそんな時こそディフェンスは冷静に。
中央をガッチリ固めていた中盤
安西がよかったんじゃないでしょうか。中央を攻略されそうになったボールはすぐに外にはき出していました。もうちょっと持っても良かったかもしれませんが、早目のリスク回避と思えば悪くありません。
細貝はリーグ戦より前を向いていました。トラップミスしてもボールは失わない強さはさすが。
守るだけでなく攻撃のスイッチになっていたのが栗澤。中央の高い位置へボールを運んで起点になっていました。ちょっと外へ展開しすぎな気もしましたが。
栗澤は前に出て矢面に立つキャプテンですね。引いて去なす大谷とは真逆のタイプ。リーグとルヴァンで雰囲気が違うのはキャプテンの違いなのかも。
珍しく憤慨する下平監督
監督としての仕事は十分していたと思います。
フォーメーションも少し変え、戦術も十分練っていたことが伺えます。
実際、何度も決定機を生んだ攻撃と危なげない守備で、試合の展開は申し分ありませんでした。
決定機に決められるか否かは完全に個人のスキルの問題です。
しかし結果は敗北。あの内容で酷な話ですが、敗戦の責を問われるのが監督です。
試合後の痛切なコメントはご自身に向けた言葉の様に読み取れました。
下平監督のあの様なコメントを見たのは初めて。ただ、正直サポーターとしては救われました。ここは良かった、あそこは良かった的なコメントが出ていたら、しばらくスタジアムに行くのをやめたかも。
責任を取るとしたら、全体的にフカすクセを直す方向でお願いしたい。
それだけで優勝を狙えるチームになると思います。
良くない意味で気になったのは...
伊東の波が激しいのが気になる。試合に集中できていない様に見えました。新潟戦で奮闘した疲れがまだ取れていなかったのかも。
大島はもっとできる子。ディエゴがドゥドゥ寄りだったのでやりづらかったのは何となくわかります。それでもシュート2本は頑張った方。寛斗や小林と組んだ時と比べてプレスが弱かったのが気になった。
ドゥドゥはやる気は感じるけど最後の詰めがねぇ... でもあのスピードとテクニックは相手に取って脅威だったはず。試合後に泣いていたという噂も。次のルヴァンカップに期待。
ハモンは... 最後まで試合に気持ちが入らないまま...。 ちょっとスタメンで使うのは怖いかな。
一番気になったのは審判
レイソルに厳しく、ジュビロに甘いジャッジが続きましたね。
というか、何でジュビロのファウルは取らないの?
ジュビロが外に出したボールがなぜジュビロのスローインになるの?
なぜジュビロのハンドは取らないの?
6人もいて何度も何度も見逃してるはずが無い。
スターの中村俊輔がいるチームだから勝たせてほしいとJリーグからお願いされたのか、中山に負けたくない小川推しのクラブに金でも積まれたのか知らないけれど、リスペクトに値しない審判陣でした。
飯田、山際、作本が審判をするゲームはビデオ判定を全面的に取り入れて、リアルタイムに抗議できる様にしてほしい。
ピッチ外のあれやこれや
勝つバーガーが本気だった
日立台近辺のローソンかスタジアムのローソンだけで買える「レイソル勝つバーガー」。
どうせレイソルサポーターをターゲットにした収益商品でしょ。
うっすいカツにろくに味付けもせず、やっすいバンズで挟んだだけのつまんない商品だろ。
そう思っていたら↓この厚み。下味までついてて、ちゃんとおいしい。ローソンやるやん。
カツの衣についた下味と肉の旨味がずっしり来る。そりゃ数量限定になるわ。
公報が頑張ってる件
寛斗と中村のインタビュー。見た目は全然違うけど同い年。
試合の開始を待つ間、オーロラビジョンで選手のインタビューを観れるようになりました。
今回で2回目。いつものんびり来ていたので第1回は見逃しました。
勝つバーガーを食べてレイソルハイボールを飲みながら拝聴。
寛斗の奥さんが小学校からの付き合いだとばらしたり、ぐりぐり坊主の写真でイジったり、普段見れない人となりがわかってなかなかおもしろい。
さすがに試合に関する話になるとプロの顔になりますね。二人とも「先の話よりも目の前の試合が大事」と語っていました。
得てしてこういうイベントは無駄にテンションをあげようとして息切れするのですが、さすが経営のレイソル。背伸びしない等身大のインタビューで好感が持てました。
他にもグランドでキックターゲットをやってました。
仙台戦でもやっていたキックターゲットが大人でも参加できそうなサイズになってました。
次やってみようかな。
LIFE with REYSOL
著作権とかありそうなのでアップできませんが「柏レイソル観戦ガイド」を配っていました。(新潟戦でも配っていましたが、入場に30分くらい待たされてイライラしてたので受け取れませんでした。)
既にスタジアムに来ている人ではなく、まだ来たことが無い人に紹介するためのパンフレットとのこと。
サポーターの同志による自主製作らしいのですが、かなりクウォリテイが高い。
外見はA4x3ページのカラーコート紙を三つ折りにしたもの。
内側は見開きぶち抜きでスタジアムと選手の写真。(中川がディエゴとハグハグしているかわいい写真はBL女子のハートを鷲掴み!)
写真の周りにはスタグルガイドや日立台の魅力、裏面にはチケットの買い方やSNS、チャントの紹介動画まで詰め込んだ力作。
じゃらんとかTOKYOウォーカーの様なデザインで読みやすい。これ、プロが作ってるでしょ。
「柏に住んでいるけどレイソルは観たこと無い人」をターゲットにしているあたり、マーケティングもしっかりやってるなと感心します。
でもこれ、制作費が結構かかっているのでは?大量に配ったらコアサポさん達は赤字になってしまうんじゃないかと心配。カンパとかあるのかな?
滝本のチャントが歌いにくい件
いや、曲自体は有名な曲で歌いやすいんです。
でも最後の「やるだろう」のところで、こぶしを入れる人と普通に歌う人で真っ二つw
原因はおそらく↓このお方w
ついでに言うとトランペットの人、出だしの音合わせて!
次は5/6 Jリーグセレッソ戦(日立台)
レッズ戦以外は負けなしでノりにノってるセレッソ。
タレントぞろいでモチベーションも高く、こういうチームに勝つのは難しい。
しかし立ち上がりが苦手な部分に付け入る隙があります。
逆に前半終了間際と70分以降の得点が多いチーム。
いかに前半で得点し、後半に守りきるかが勝負を決めます。
まさに今節と新潟戦の反省を活かすにはもってこいの相手。
しっかり戦って再び連勝の流れを呼び込みましょう。
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“心を折られる敗戦 2017 ルヴァンカップ GR-3 vsジュビロ磐田(日立台)” への1件のフィードバック