雨が振っているせいか窓を開けると勢いよく部屋に飛び込んでくるグランパ。
既に部屋の中に入ることに抵抗はないご様子。
飛び込んでくるや否やご飯!ご飯!
そういう目で見つめてくる。
まあ待て。すぐカリカリあげるから。はいどうぞ。
‥.
わかりやすく残念そうな顔。
しばらくじーっとカリカリを見つめて、こっちを見て、またカリカリを見て
しぶしぶ食べ始める。
体調悪いのか?
まさか選り好みなんてしてないよな?
そう思いつつウエットフードを取り出すと膝下まで寄ってきて鼻先でツンツン。
皿に盛ると即効でガツガツ食べ始める。
これがネットで聞いた猫の選り好みってやつか。
選り好みする猫はおいしければ毒でも食べるし、不味ければ餓死しても食べないらしい。
ちなみにカリカリを食べているときに触ろうとすると跳び退いて逃げる。でもウエットフードを食べているときは強めに撫でても逃げない。
食欲 >>> 越えられない壁 >>> 警戒心 ということか。
おまえ、野良猫だろ。いいのかそれで?
食事が終わると定位置で毛づくろい。
この瞬間だけは満足そうなかわいい顔をしてて癒される。
結局今日も餌なしでは触れず。むしろ選り好みがはじまって後退した気さえする。