Ubuntu 1910でNVIDIAが動作しなくなる

12/20にソフトウェアの自動更新が失敗。

あれ?何だろう?と思いつつ急いでいたので電源を落として外出。

帰宅して電源を入れると真っ黒な画面で止まる。

しばらく放置していると無事起動したが、グラフィックボード経由で接続しているディスプレイは真っ暗のまま。

どうやらNVIDIAのドライバの調子が悪いようだ。

まずはソフトウェアの更新を完結させる

まずは通常の手順で。

$ sudo apt update
 warningが表示されるが無視。2つアップグレードが残ってるらしい
$ sudo apt list --upgradable
update-notifier-common/eoan-updates,eoan-updates 3.192.26.1 all [3.192.26 からアップグレード可]
update-notifier/eoan-updates 3.192.26.1 amd64 [3.192.26 からアップグレード可]
$ sudo apt upgrade update-notifier-common update-notifier
:
Error! Application of patch do-not-call-pci_save_state.patch failed.

ダメっぽい。やはりnvidia系のドライバがまずいようだ。

libが不足しているとまずいのでソフトウェアの更新を実行。最新になるまで繰り返す。

ここでリブート。時間がかかるが起動はできる。

NVIDIAのドライバを更新

ダメ元で通常の再インストール。

$ ubuntu-drivers devices
== /sys/devices/pci0000:00/0000:00:01.0/0000:01:00.0 ==
modalias : pci:v000010DEd00001287sv000010DEsd00001081bc03sc00i00
vendor   : NVIDIA Corporation
model    : GK208B [GeForce GT 730]
driver   : nvidia-340 - distro non-free
driver   : nvidia-driver-430 - third-party free
driver   : nvidia-driver-440 - third-party free recommended
driver   : nvidia-driver-435 - distro non-free
driver   : nvidia-driver-390 - distro non-free
driver   : xserver-xorg-video-nouveau - distro free builtin

$ sudo apt install nvidia-driver-430
Error! Application of patch do-not-call-pci_save_state.patch failed.
Check /var/lib/dkms/nvidia/430.64/build/ for more information.

やっぱりダメだった。どうやら do-not-call-pci_save_stateというパッチの適用に失敗しているらしい。

2019/12/14 同じ問題が起きている人がいた。バグと認められたらしい。

https://www.mail-archive.com/ubuntu-bugs@lists.ubuntu.com/msg5690664.html

バグなら仕方ない。

一旦nvidia-driver-430のドライバをアンインストールして、より新しい440に変更する。

$ sudo apt remove --purge nvidia-*
$ sudo apt install nvidia-driver-440

インストール出来たら再起動。無事復旧できた。


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