サッカーに魅せられて(後編)

前回の続き

職場のかわいいかわいい目に入れても痛くない大切な後輩の導きでサッカーに興味津々な私。

いつか生で試合を観たいなと思いつつもなかなかスタジアムに足を運べない、そんな日々を過ごしていました。

そんな私に声をかけてくれたのが職場のナイスミドルな兄貴的存在の先輩。

ナイスミドル先輩曰く

『レイソルの試合は面白いよ。とにかくどの席から見ても臨場感がすごい。』

とっても爽やかに楽しそうにお話しするナイスミドル先輩。週末に試合がある話から自然と観戦する流れに。

観戦したのは柏レイソルのホームスタジアム、通称「日立台」。通された席は熱狂的なサポーターが集まるゴール裏「柏熱地帯」。

本来はメインスタンドやバックスタンドの安全なところから観戦を始めるのがセオリー。そこを敢えて最初から上級者向きの席に通すとは、さすがナイスミドル先輩。

選手の名前もチャント(応援歌)もその場で覚えろと。OJTだと。私ならできると! その思い切りのよさ、リスペクトしてますよ!

 

さて、肝心の試合はというと... 強豪鹿島アントラーズに2-0で勝利!

正直、ゴール裏だと反対側のコートがよく見えないし、チャントを歌ってたら試合に集中できない。っていうか応援疲れる。でもそれ以上に

チョー気持ちいい(死語)

選手が目の前でガツガツプレーしてるのが見える。

走る足音、選手がぶつかる音まで聞こえる。

そしてゴールネットを揺らすボール。湧き上がる歓声。天に拳を突き上げるサポーター。

スタジアムが一体になるあの感覚は素晴らしい体験でした。

 

いいことがあった日は景気良くご飯でも食べていくもの。

居酒屋に入ると早速地元ピープルが声をかけてくる。

「今日どうでした?」

「勝ったよ! 2-0! 気持ちよかった!」

ィェ━ヽ(*´∇`)人(´∇`*)━ィ!!

こんな会話が普通にできる街。サッカーのホームタウンってすばらしい!

ありがとうレイソル。ありがとう柏市。そしてありがとうナイスミドルパイセン。

これからは今まで以上にサッカーを楽しめそうです。


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