reboot() 2017-J1 vs北海道コンサドーレ札幌(日立台)

連勝が止まっても関係ない。目の前の試合に集中するだけ。

そうカッコつけながら本音は「無敗記録は続いてるもん!」と意地を張っていたレイファンです。

 

今節はホームで札幌に勝利して直近10戦で9勝1分0負。

 

連勝は止まったけど、再起動してここからまた連勝を続けていけば良いだけの話。

そうカッコつけながら本音は「甲府戦の最後で決めてれば10連勝だったのに!」と引きずっているレイファンです。

 

これで勝点は34。

ガンバ大阪(勝点29)、鹿島アントラーズ(勝点30)のACL組を引き離して再び暫定無しの首位。

みごとにrebootしました。

とりあえず今は「連勝1」って考えよっと。

試合を決めた"ジョーカー"  ブラジル人トリオ復活の兆しか!?

柏レイソル 2-1 北海道コンサドーレ札幌

システム 4-4-2

手札はGK桐畑、DF 鎌田 ユン、 MF 細貝 小林, FW ディエゴ 大津

朝5時まで次男の誕生に立ち会っていた栗澤に変えて小林がベンチ入りです。

今節は手塚が3枚目のカードを貰ってしまいついに5人目のリーチ。後半戦に不安を残します。

前半 1-0

ずーっと向こう側でプレーしてて全然見えないよー

仕方なく双眼鏡で見てたら酔った orz

ずっとボールを支配して、奪われても10秒くらいですぐに奪い返していました。

 

時々カウンターを受けるけど危なげなくクリア。

テンポよく攻撃してたら武富がPKをゲット。そしてクリスがキッチリ先制。

5バックだろうが何だろうがセットプレーにしてしまえば関係無しですな。

後半 1-1

と思ってたら今度はレイソルゴール前でFKを取られる。これをヘイスに決められてしまい同点。

ディエゴを投入して個の力で突破を試みるレイソルと、守りきって5連敗から抜け出したいコンサドーレ。

このメンタルの違いが勝負を分けました。

 

後半43分にディエゴが切り込んでからの左足。ついに突き放します。

後半30分くらいから同点狙いで時間を使っていたのが仇となったコンサドーレは反撃の時間が足りず、このまま試合終了。

まとめ

うーん... 強い! (確信)

「昨年は連敗が止まってチームの雰囲気が沈んで立ち直れなかった(伊東)」というメンタル面の課題と、5バックを崩せないという戦術的な課題を抱えていたレイソル。

前者は乗り切った様です。

奇しくも連敗を止めて選手を成長させる機会を与えてくれたのは吉田監督。甲府の残留をお祈りしております。

5バック対策は道半ば。

手塚やクリスがミドルを撃つものの決められず、11本のCKもいい形を作れませんでした。

 

一方、個で突破する策は見事にハマりまずは1歩前進といったところでしょうか。

また、積極的にPAで勝負する武富がPKを貰い、今までどおりのプレーでもチャンスを作れることを確認できました。

しっかりボールを持って組み立てていて「強いチーム」っぽい感じがしてなんか強そう。

この調子です。

気になった選手&プレー

凍った試合は個で動かせ "ジョーカー" ディエゴオリベイラ

甲府戦では投入が遅れてあと一歩及ばなかったディエゴ。

今日は同点に追いつかれた直後に投入して結果を出しました。

DAZNの週間ベストゴールの2位(1:20)に選ばれる見事な勝ち越しゴールでスタジアムを沸かせます。

ディエゴよくやってくれた!

誕生日を祝いにスタジアムに来ていたご家族も喜んでいることでしょう!

でも中川が出られなくなるのはヤダ!

中川とブラジル人選手は息が合ってるので共存してほしい。

めちゃんこ(死語)頑張ってたクリスティアーノ

コート中央から端っこまでボールを追っかけて奪っていたクリス。

オーバーヘッドはナイスチャレンジ。

オフザボールでもよく走り、大谷と並ぶチームの柱になっています。

ディエゴのゴールを自分の事の様に喜ぶ姿は感動的でした。

DF陣かっこええぞ! 今日は輪湖と中谷が◎

輪湖はマセード(23:MF)のクロスは止めるわ兵藤(6:MF)のシュートは止めるわで、ピンチを救うディフェンスが何度もありました。

CKやラインを上げる場面では前に出たい気持ちを制して、ゴール前でカウンター対策を粛々とこなす輪湖。いつかバランサーの荷を下ろしてまた前に出て行ってほしい。

それにはCBコンビが出張るのを止めさせないといけないんだけど、2人とも若いからな...

 

中谷はすぐに上がってしまうが守備にまわると頼りになる。

今日は宮澤(10:MF)のシュートをしっかりキャッチしてドヤ顔&ガッツポーズ。

DAZNのCMもだけど、進之助のガッツポーズは絵になるなー

野球少年? 武富でした。

顔ちっさ。

坊主似合う。

しかもいい形。まん丸。

ナデナデしたら気持ち良さそう。

新しい取り組みを見せた中川寛斗

今までどおりプレスをかけて相手のチャンスを潰すものの、DFの枚数が多いときは無理しないあたりは甲府戦から学習していました。

 

代わりに見せたのはフィールドプレーヤーとしての中川

中盤でボールを持つ選手と1対1に持ち込んだり、走りながらパスを散らしたりとDFの様なMFの様な動きをしていました。

FWとしては右サイドからのクロスを左の武富が落として中央から中川が決めるパターン。

ヘディングシュートは枠外でしたが、オフサイドスレスレの絶妙なタイミングでスタートして一瞬で急所に入り込む動きはさらなる成長を感じました。

ゴール脇のスペースを好んで使ってるみたいですが、角度が有りすぎてなかなかゴールが決まらない印象。もう少し中央にいてもいいかな...

 

ディエゴの復調やボギョンの獲得で大津や武富がFWに名乗り出てくる可能性があり、レギュラー争いが激しくなりそうです。

背が小さくてもプロを目指しているちびっ子達のため、寛斗をみて充電して平日頑張ってるサラリーマン(俺)のため、頑張れ寛斗!

コンサドーレの選手

都倉(9:MF)はちょっと謎でした。

シュートを外したら「(レイソルのDFに)当たった!」とCKをアピール。さすがに中谷もノンノンのサイン。ちょっと図々しいかな。

あと、ラフなプレーが多すぎ。わざとやってるでしょ。フィジカルはいいんだけどね。

 

ヘイスはいいやつ。

サイドにクリアしたボールが観客席の鉄格子に当たって子供がビックリしていた。

それを見たヘイスは観客席に向かって「ごめんね」して走り去っていきました。

プレーもマナーも素晴らしい選手でした。

ピッチ外のあれやこれや

5月の月刊間VP 中村航輔

試合前に表彰がありました。

いつも通り作り笑顔すらしない硬派な航輔。

無口のまま淡々と式をこなします。

まあ試合前だしね。

新たな小道具を発掘したゴール裏

どこで見つけて来たのかカチンコを使うみゃ長w

毎回あの手この手で楽しませてくれます。

サンプルビールグラス、パトランプ、ブルースリーのコスプレetc 地元のドンキホーテは儲かっているに違いない。

選手は熱く サポーターは暖かく

北海道会だけでなく遠路はるばる北海道から参戦したサポーターもいらっしゃいました。試合の後はサッポロビールで勝利の味を楽しむまでが様式美だそう。

そこで柏で寄り道 アディショナルタイムの皆さんが急遽立ち上げた企画 『柏駅周辺でサッポロビールが飲めるお店情報募集』

2日間でそこそこ情報が集まった他、わざわざサッポロビールを用意するお店もあった様です。他サポーター(川崎)もやってみるとのこと。

こういう輪が広がるのもサッカーファンの楽しみの一つですね。

ちなみに、

『これ、各チームのボランティア団体がブランドを「(地名)寄り道アディショナルタイム」に統一して全国展開すれば広告ビジネスできんじゃね? 試合数×広告件数×単価5000円だとすると...ウヒヒ』

とか考えていた私は心がちょっぴり汚れているかもしれません。

次は7/2 J1 17節 鹿島アントラーズ

チームの目標が勝ち点70に引き上げられて「優勝」を口にするようになったレイソル。

次節の鹿島アントラーズはACLを落として監督が交代。気持ちを新たに乗り込んできます。前半戦を締めくくるにはこれ以上無い相手でしょう。

既にチケットは売り切れ。満員のホームで選手を後押ししましょう。

 

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