2017 J1-5 vsサンフェッチェ広島(エディオンスタジアム)

前日の雨雪が嘘の様に晴れました。

さすがエイプリルフール。

春の日差しに冷たい風が気持ちいい最高のサッカー日和。

 

小鳥さんありがとう。

北風さんありがとう。

お日様ありがとう。

 

レイソルは... 勝ちました!

サンフェッチェ広島のマスコット 「サンチェ」君がお出迎え

サンフェッチェ広島 0-2 柏レイソル

システム 4-2-3-1? っぽい442

寛斗と武富は久しぶりにMFで登録。

ただ、寛斗はやや前というか、ディエゴの隣くらいの高さでスタート。一応4-4-2の形にはなっていたかも。

手札はGK 桐畑、DF 鎌田 今井、MF 細貝 栗澤、FW クリス 伊東。

ギリギリで移籍手続きに間に合った細貝を入れ、クリスと伊東を温存。

前半 0-1

開始30秒で大谷が決める。

大津が果敢に攻め上げてGKが苦し紛れにクリア。ディエゴがつないで大谷がPA外から思い切ってシュート。

失点を阻止しようと食い下がる青山(6:MF)と先制してリズムを作りたい大谷。

ともに3連敗のチームを背負うキャプテン対決は我らが大谷に軍配が挙がります。

 

最初はなかなか攻撃の形が作れなかったものの次第に持ち前の丁寧なビルドアップを取り戻して落ち着きます。

守備でも寛斗、ディエゴが相手の立ち上がりを乱してペースを作らせません。

「守って守ってサイドの縦ポン」しかできなくなった広島の攻撃を冷静に処理して前半を終了。

 

後半 0-1

前のめりになって何度もゴールに襲い掛かる広島。

体を張る両SBとほぼ全員でゾーンを作って守るレイソル。

危ない場面もありましたが中村の好セーブもありしのぎきります。

 

なかなか追加点を奪えないもどかしい時間が続きますが、下平監督の采配でゲームが動きます。

相手が疲れてきたタイミングで伊東とクリスを投入。エグい...

 

武富の怪我で早めに投入した伊東が寛斗、ディエゴとの連携で相手DFを崩して決定機を作ったかと思えば

クリスは多少無理があってもシュートまで持ち込み相手の矢印を守備に向かわせます

 

そして後半の中盤、伊東が決定機にPAで倒されてPKを獲得。これをディエゴが沈めて待望の追加点。

最後は寛斗から細貝にスイッチして守備を固めて試合終了。

全体的な感じ

ルヴァン以降、どんどん良くなってますね。

今日は先制点に完封と気持ちのいい勝ち方。

守備では全員のプレスが効果的になっていますし、カバーにも入れている。セカンドボールもかなり拾えてます。

攻撃でも前節まではPKやCKからしか得点の匂いがしなかったのが、今日は相手を崩してあとはワンタッチだけというところまできていました。

1点目のシーンではディエゴがボールを持った瞬間、右に武富、中に寛斗、左に大谷がフリーという状況を作り出せていました。

何より全員の意識が「上手いサッカー」から「戦うサッカー」になってきているのがいい。

危ないミスや決定機を逃してしまうのは修正が必要。

上位に行くには上手くなる必要もある。

でもそんなことはどうでもいいくらい見応えのあるプレーが目立ちました。

 

守備はがむしゃらに。攻撃は自分らしく。

今のレイソルは勝っても負けても観ていて楽しいです。

気になった選手&プレー

DF

輪湖の1対1は今日も迫力ありました。

ここ数試合の輪湖のかっこよさは異常。

背後にゴゴゴゴって文字が浮かんで見えます。(ジョジョ風に)

輪湖の守備を観たいからちょっと左サイドから攻めてきて!とか思ってたのは秘密。

 

小池は守備範囲の広さを活かして攻守に活躍してましたね。

クロスが苦手という前評判だったけど今のところそんなに悪くないのでは?

それ以上のハードワークで貢献していたと思います。

MF

大谷は何といっても最初の1点。いい雰囲気を作ってくれました。

キーパーが飛び出していたとはいえ、あそこからシュートという判断は思い切りましたね。

「まずはシュートで終わって流れを作ろう」って思ってただけかも知れませんが結果的に先制点につながりました。

終始走り続けて試合終了のホイッスルと同時に倒れ込む大谷。

連敗の重責もあったと思います。本当によく戦いました。

 

手塚は本当に上手い。

ボールを受けにスペースに入って、ボールを受けたらテンポ良く前へ。

大谷もですがさくさくボールを奪って中盤以降にボールを運ばせませんでした。

ミスも無くていいリズムを作れていたんじゃないでしょうか。

FKはきれいな弧を描いてお空の彼方へ。

エネルギー余ってるのね。

 

寛斗は惜しかった。

何が惜しかったって、伊東からのコングラチュエーションアシストを決められなかったこと。

あれを決めてたら祝砲になったのに....。

プレー的にはいつもどおりのハードワークを惜しまないスタイル。

今日は全員でボールを奪っていたおかげもあり攻撃の矢印に参加できていました。

シュートこそ打てなかったものの相手DFを崩す形ができつつあります。

トップスピードに乗ったままプレスをかけたりボールを受けたりと難しそうなことをしている様にもみえました。

ミスが目につきましたがそれが上手くできる様になったら今以上にスピード感のある攻撃ができるはず。

まだまだ成長過程。更なる上積みが期待できますね。

いつもひたむきに攻守に参加しているご褒美をあげたい。

せめて試合後の報告は欲しかったな。

みんなもう知ってるだろうけど、やっぱりいい話は本人の口から聞きたい。

子供ができたときはぜひ。

 

大津は一応MFですが動き的にはFW。

最初の1点目は大津の突破からでした。

キレもありましたし、いい場所にもいました。

大津がいいところに居るのに小池が中へ入れてしまったときはちょっとイラっとしてましたね。

いいですよ。その得点に飢えてる感じ。

前節からいつ決めても不思議じゃない雰囲気が出ているので、次節あたりで決めてくれるんじゃないでしょうか。

FW

今日はディエゴの1トップ。

攻守ともに体を削って戦ってました。

ガシガシ当たられててちょっとかわいそう。フィジカル強いとはいえ。

ボールを奪われた瞬間に寛斗と一緒に守備のスイッチを入たり武富(?)と挟みに行ったりと守備でも貢献。

ディエゴ - 大津のラインができたら強力だと思うのですが今日は見られず残念。

ゴール前でパスを選択する場面が多かった様に見えました。

自分で打ってもいいと思うのですが約束事があるのかもしれません。

交代選手

細貝はファンサービス的な出場。

実際、ゴール裏は大喜び。新たなメンバーを歓迎します。

伊東は決定機を得るも、寛斗へのパスを選択。多分、結婚した寛斗へのプレゼント。

これは決まらなかったものの、DFを崩して相手の懐を突けるようになったのは大きい。

クリスは不調の噂がありましたが、短い時間でもしっかり2本のシュートを放っています。

守備が大きく改善した今なら攻撃に専念して得点に絡めるはず。

下平監督

今日一番勝負してたのは監督ではないでしょうか。

スタメンの大きな変更は相当の勇気と覚悟が必要だったはず。

1勝を危なげなく拾うよりも、良いプレーが起用につながるという空気を作る方が今のチームには必要という判断かもしれません。

 

スタメンの11人中8人がユース出身なのも偶然ではないはず。

戦うことを徹底する。自ら育ててきた教え子ならそれができるという確信でしょうか。

 

大谷が得点した後に真っ先に駆け寄ったのは下平監督でした。

全員が一丸となって戦ういいチームを作っていると思います。

ピッチ外のあれやこれや

スタジアムの雰囲気はとても良かった。

日焼けしそうなくらいいい天気。

翌朝、顔が痛かったので鏡を見たら真っ赤に腫れてました。

周囲を山に囲まれた静かな環境。交通手段は問題ありません。

試合前のちびっ子サッカーはほのぼのして楽しめます。全チームの代表に「サンフェッチェの皆さん今日は勝って下さい」って言わすのはどうかと思いましたが。

とっても広いスタジアム。13000人入っても余裕です。トラックが無ければなぁ...

風が強くて選手の横断幕がベロンベロンめくれてましたが、ボールボーイのなんとか看護学校の生徒さんがなんとか固定しようと頑張ってくれていました。優しい。

 

マッチデープログラムは表紙を含め8ページ。しっかりレイソルの紹介も載っています。

しかし今回の主役はやはりこの人。

「柏には感謝の想いしかない」とのこと。

柏への想いを綴りつつ、今は広島のFWとしての想いを語っていました。

工藤ファンは今でも柏に多いはず。

想いを断ち切るにはお互い時間がかかりそうです。

レイソルサポーターは少数精鋭。中には意外な人たちも。

鳥栖は開幕戦ということもあり結構な人数が来ていましたが、今日は頑張れば数えれるんじゃないかというくらいの人数。

その分、応援には熱が入っていて、チャントがもはや叫びになってました。

私の中の目の前に並んでいたグループはレノファのサポーターの方ですかね?全員小池小池言ってました。

山口は広島を応援する人が多いと聞いていましたが。小池愛されてますね。

楽しみにしていた森保監督のサッカー。

初めてサッカーの勉強をしたのは森保監督の「プロサッカー監督の仕事」という本でした。

著書の中で「攻めても攻めても攻めきれず、逆にカウンターをポーンと放り込まれるのは攻める側にとってはキツい」という趣旨の記述がありました。

今日は逆にそれをレイソルに仕掛けたのかもしれません。

だとしたら残念。自分のサッカーを捨ててしまったみたいで。

ただ、勝ちにこだわらなければいけないという気持ちはよくわかります。

試合後に行ける観光地1 宮島

いつか行きたいと思っていた宮島。

横川駅から1時間足らずで着くし、交通費も1000円くらい。

これは行かなきゃ損だと思ったので行ってきました。

よく旅行雑誌で見るやつ

鹿が真顔で怖い

この日は曇っていましたが、夕日を浴びる鳥居は神秘的なんでしょうね。

宮島には夜10時くらいまで船が出ているので夜間のフライトを取って行ってみるのもありかも。

試合後に行ける観光地2 広島城

広島駅から新幹線で東京に向かう予定の人、もしくは広島駅からリムジンバスで広島空港に向かうなら、少し時間を作って広島城で散歩してみては?

タクシーで1000円くらいです。

城内にある護国神社

城内の庭は結構広くて迷う

何か派手なイベントがあるわけではありませんが、神社にお参りしたり城内で散歩してゆっくり過ごせます。

この日は屋台が出てました。

岩国までいくならおすすめ1 錦帯橋(きんたいばし)

私は岩国に宿を取ったので朝一で行ってきました。

岩国駅からバスで15分くらいです。

桜の名所とのお話だったのですがあいにくまだ3分咲きといったところ。

錦帯橋を横から見たところ。桜が一面に咲くらしいです。

錦帯橋を渡ったところにある広い公園。30種類くらいソフトクリームを売ってました。

山の中にさらに桜の名所があるそうなのですが疲れていたので断念。

近くにあるホテルで温泉に入れるというので行ってみたのですが、11時かららしいので断念。

岩国までいくならおすすめ2 山賊

岩国からタクシーで20分くらいのところにある「山賊」と呼ばれる休憩所(?)

道の駅みたいな開けたスペースで食事ができます。

すぐ近くに岩徳線の駅があるのですが、本数が少ない上に無人駅のためタクシーを呼ぶことができないらしい。

 

「いろり山賊」でうどんを食べてきました。

後で食べるために買った「山賊おにぎり」。でかい。

どのお店も藤原の家紋(梅の紋)を使っていました。

藤原家に山賊がいたなんて聞いたこと無い。

どういうゆかりがあるのか電話で聞いたところ、「『山賊』というパーキングエリア的な事業を始めた人が使っていた家紋だから」とのこと。

その人が藤原家と関係あるのかを聞くとわからないとの回答。不完全燃焼です。

次は8日(土)清水戦

ルヴァンでは完勝した清水戦。

今度はフルメンバーで挑んでくるはず。

それでも今のレイソルなら勝てる気がする。

みなさん日立台で応援しましょう!

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